THE BOYS FROM SYRACUSE
Lyrics by Lorenz Hart
Book by George Abbott
Based on "The Comedy of Errors" by William Shakespeare
双子、双子がいっぱい! 追われる女、貞淑な女。
シェイクスピアの「間違いの喜劇」をミュージカル化した作品。彼の笑劇のエッセンスを余すところなくステージに再現する。
アンティフォラスとずる賢い召使、ドローミオは、エフェソスへと旅をしていた。船が大破して離れ離れとなった、それぞれの双子の兄弟を求めてであった。
市場の喧騒から初夜のしとねまで、我々観客は彼らのドタバタに付き合って大騒動に巻き込まれてゆく。当惑の表情を浮かべる花嫁、不満たらたらの娼婦、怒り狂う警察官、そして腹を抱えて笑う観客。そして次第に絡まったクモの糸がやがてほどけてゆく。
ロジャースのメロディとハートの詞、そしてアボット台本が冴え渡る。
- 「Falling in Love with Love」恋に恋して
- 「You Have Cast Your Shadow on the Sea」海に影を投げかけて
- 「Sing for Your Supper」あなたの夕食のために歌いましょう
- 「This Can’t Be Love」ディス・キャント・ビ・ラブ 恋じゃないわ
- 「What Can You Do with a Man」ワッツ・キャン・ユー・ドゥー・ウィズ・ア・マン
主演級:男性4人、女性3人
助演:男性4人、女性3人
端役及びダンス・コーラス・アンサンブル
最高のミュージカル・コメディ。スリリングかつ心奪われる展開、ユーモラスな音楽と詩。ロジャース、ハート、そしてアボットのミュージカル史に残る作品と言えよう。
—ニューヨーク・ワールド・テレグラム 1938—
ニューヨーカーのウィットに、アボットの言葉はぴったりはまる。ハートの詩は、極上の音楽を奏でる。センチメンタルなメロディーとジャズナンバーの絶妙な組み合わせ。印象的な作品だ。
—スペクテーター 1991—
「ボーイズ・フロム・シラキュース」に匹敵するミュージカルは、ほとんどない。
—ニューヨーク・マガジン 1997—
羽のように軽く、春の日のように瑞々しい。
—ウォール・ストリート・ジャーナル 1997—
これより素敵なミュージカル、あるかな?
—ニューヨーク・オブザーバー 1997—
- バーノン・ライス賞 オフブロードウェイ優秀作品賞1962
- オビー賞ベスト・ミュージカル賞
- オリバー賞ベスト・リバイバル・ミュージカル
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