ニューヨークのブロンクスに暮らす母親は、自分ができなかった手の込んだ結婚式を一人娘のためにしようとする。しかし、それは娘が望んだことではなかった──。ハーヴェイ・ファイアスタインの脚本とジョン・ブッキーノの音楽は愉快だが強く心に訴えかけるものがあり、愛と不満とが交錯する人間ドラマを通して、私たちに愛の必要性や家族の真の意味を教えてくれる。ブロードウェイの2007-2008年シーズンにおいて、ドラマ・デスク賞最多12部門ノミネート、ニューヨーク・ドラマ・リーグ賞ではベストミュージカル賞を受賞した。